活版印刷三日月堂 星たちの栞

ジャンル純文学
巻数1
作者ほしおさなえ
レーベルポプラ文庫
オススメ度4/5

古びた印刷所「三日月堂」が営むのは、昔ながらの活版印刷。活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。そんな三日月堂には色んな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心をときほぐされていくが、店主の弓子も何かを抱えているようでーー。

こんな人にオススメ

活版印刷について取材を行なっているため、とても詳しい記述があって良い。今まで活版印刷を知らない人も興味を持つと思う。
4つの話はそれぞれ繋がりはあるが、独立性が高い。話は短編なので読みやすい。
読者の想像を掻き立てる表現も良い。
短編が好きな人にオススメ。

感想

4つの短編ごとに自分の弱さや知らなかった、気づけなかったことを指摘してくれる言葉があり、読んでよかった。
美しい言葉がいくつも出てきて魅了される。
こんな風に綺麗な言葉を扱えるようになりたいと思う。
印刷知識を読むだけで得られるのもいい。
印刷や活版印刷に興味がある人は読んでみてほしい。
自分の経験と重なるところはきっとあると思うし、悩んでいる人にもお勧めできる。