コンビニ人間

| ジャンル | 現代ドラマ |
|---|---|
| 巻数 | 1 |
| 作者 | 村田 沙耶香 |
| レーベル | 文藝春秋 |
| オススメ度 | 4/5 |
36歳未婚女性。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年。これまで彼氏なし。
ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが……。
「普通」とは何か? 現代の実存を軽やかに問う衝撃作。
こんな人にオススメ
私たちが日常で使う「普通」という単語。
それを押し付けられる苦しさと、孤独感が表現されている。
周りの流れを一生懸命に追う人に読んでみてほしい。ちょっと休憩のつもりで。
自分にとって大事なことは何かを考えるきっかけになると思う。
最後、主人公の決意に驚く人もいるだろうが、自分で自分の人生を選ぶ大切さを教えてくれる。
感想
コンビニでバイトをしていた時のことを思い出した。
コンビニの中で溢れる音が聞こえてくるようだった。
いろんなお客さんがやってきて、いろんな店員がいる。そんな個性の集まりのような場所だと思う。
主人公は何かしらの障害を抱えているようだが、そこには触れられていない。
個人的にはアスペルガー症候群のようだなと推測する。
生きていると普通を求められるし、普通という言葉を多用することが多いが、その普通にならないといけないという強迫観念が自分を苦しめるときがある。
そんな言葉に負けないで自分を貫くことも難しさと苦悩を感じることが多いが、主人公は全く動じない。
そこが面白かった。


