求めない

| ジャンル | 詩 |
|---|---|
| 巻数 | 1 |
| 作者 | 加島祥造 |
| レーベル | 小学館文庫 |
| オススメ度 | 4/5 |
「求めない――すると……」という言葉が繰り返される本、『求めない』。けれど、求めることをほんのちょっとやめてみたら、生きることが楽になり、日々が楽しくなり、思いがけない可能性が開けるかもしれないよと笑顔で誘います。
こんな人にオススメ
何かを求め続ける日常で疲れてしまっている人におすすめ。
求める、けれど手に入らない。その苦痛を和らげてくれる言葉の連なり。
読み終わる頃には心がきっと軽くなっている。
感想
「人間は求める生き物」と最初に記されており、その上での「求めない」がどういうものなのかを優しく語りかけてくれる。
もっと優しい人になりたい、もっと偉くなりたい、もっとすごい人になりたいーー、いつの間にか求めてしまうもので、それを叶えるために努力する。そのための心の負担は大きいと思う。
願っても叶わないことも多い。そうした摩擦で生じる心の傷を癒してくれる。
求めなくてもいいだと、原点に立ち戻ることができる。その上で本当に自分はそれを求める必要があるのかを考えさせてくれる。
人生に休息をもたらしてくれる詩集だと思う。


