葡萄が目にしみる

ジャンル青春小説
巻数1
作者林真理子
レーベル角川文庫
オススメ度3/5

葡萄づくりの町、地方の進学高校。生徒会の役員保坂に寄せる淡い想い、そしてラクビー部の超スター岩永との葛藤。コンプレックスを抱き、不器用な自分をもどかしく思いながら過ごした頃。四季の移ろいを背景に、素朴で多感な少女の青春の軌跡を鮮やかに描きあげた、感動の長編小説。

こんな人にオススメ

リアルな青春小説。参考資料として読むのもいいと思う。
地味な女の子の青春と葛藤が書かれている。
青春を体験しているような錯覚する文章が魅力的だが、
少し味気ない感じもする。面白さよりも驚く展開が多い。
1章は短いので読みやすいし、休憩も取りやすい。

感想

青春小説は今までも読んできたが、その中でも一番リアルに感じられた。
主人公は田舎娘。
田舎生まれの私には馴染み深いものだった。
田舎特有の訛り、しきたり、あか抜けない学生時代からの大人になるまでの変化。
懐かしいような気持ちで読めたが、主人公の性格はあまり好きじゃないなと思うところがあった。
全体的にねちっこい。それもまた田舎臭さを表現しているかもしれない。