私の消滅

ジャンルミステリー・サスペンス
巻数1
作者中村 文則
レーベル文藝春秋
オススメ度4/5

このページをめくれば、
あなたはこれまでの人生の全てを失うかもしれない。
一行目に不気味な文章が書かれた、ある人物の手記。
それを読む男を待ち受けるのは、狂気か救済か。

こんな人にオススメ

徐々に明らかになる謎の答え。ミステリーやサスペンスが好きな人にはお勧め。
人間の脳を操る怖さと緊張が伝わってくる。
読み終わる頃には人の脳に興味深くなる。
さすが中村 文則さんと言える傑作だと思う。

感想

脳の仕組みについて知りたいと思っていたから、
作品を読んで脳にさらに興味が湧いた。
人格を形成する脳。脳がどのように情報を処理するのか、
どんなときに情報を上書きし、消去するのか。
脳を支配することが人を支配すること。その怖さも知った。
脳を自由に操ることができたら、人はどんな領域に達することができるのだろうか。